珠洲市、送水管災害復旧を7月30日開札 予定価格1億7100万円
珠洲市は7月30日、宝立町柏原地区の送水管災害復旧工事を指名競争入札で開札します。予定価格は1億7100万円で、能登半島地震に伴う上水道の災害復旧事業です。過去類似5件では上水道実績を持つ地元業者の受注が目立ち、参加層が注目されます。
案件の特徴
本案件は一般競争ではなく、指名競争入札として公告されました。指名競争は発注者が業者を絞り込む方式のため、価格競争よりも施工実績や技術力が評価に働きやすいと見られます。
工種は送水管の災害復旧で、既設配管の撤去・新設が主となる見込みです。予定価格1億7100万円は、上水道管路の災害復旧としては中規模からやや大型の水準です。後述の類似5件で最高額が約1億円だったことと比べると、本件はそれを上回る規模となります。
公告日は7月10日で、開札まで残り約3日です。参加資格要件を満たす業者が主要な参加層になると見られます。
過去類似5件の落札傾向
当欄が集計した類似5件は、過去5件中4件が地元業者による受注でした。内訳は、(株)グリーンシェルターが河川災害復旧工事6災6号を、(有)アオキ設備工業が上水道管路復旧工事を2件、(株)山田組が河川災害復旧工事6災3号を受注しています。残る1件は(株)北川ヒューテックによる町道東部中央線の道路災害復旧工事です。
工種の一致という観点では、本件と同じ上水道管路の案件は5件中2件で、いずれもアオキ設備工業が受注しています。同社は同エリアの上水道関連工事で連続受注の実績を持つと見られます。
落札額を予定価格で除した落札率は、5件中4件が97〜99%台に収まっています。指名競争の災害復旧案件では一般的な高止まり水準で、予定価格の近傍で決まりやすい傾向を示します。なお道路災害復旧の1件では、落札額が予定価格をわずかに上回る記録となっています。
想定落札ラインと注目ポイント
過去4件の97〜99%台を予定価格1億7100万円に当てはめると、およそ1億6600万〜1億6900万円が想定落札ラインと見られます。ただし指名競争のため参加者数は限定され、実際の水準は指名業者の構成に左右される可能性があります。
工種一致が上水道2件に限られる点を踏まえると、上水道管路の施工実績を持つ業者が本件の主要な参加層になると見られます。河川・道路が主体の業者との差が出るかが注目点です。
開札まで残り約3日です。自社の上水道設備工事の施工実績と公告の参加資格要件を照合し、入札書類の最終確認を進めてください。
【出典】
- 公告詳細: 公告書 (珠洲市)
- 落札集計: 過去5件 (本サイト独自集計、集計日2026-07-27)
- 類似案件: cosine類似度上位5件