石川県は2026年8月20日、水産総合センターの能登半島地震災害復旧工事(建築)を一般競争入札で開札します。予定価格は2億650万円で、単一施設の建築一式としては中規模の案件です。類似の建築工事2件はいずれも落札率99%台で、価格競争の働きにくい構図と見られます。

案件の概要

本案件は一般競争入札で、対象は水産総合センターの建築部分です。予定価格2億650万円は、単一施設の建築一式工事としては中規模の規模感です。この価格帯は、地域の中堅ゼネコンが主な参加層になると見られます。建築一式工事として、既存構造の補修から仕上げまでを一体で施工する体制が求められると見られます。

過去類似工事の落札傾向

当欄が集計した類似5件は、過去5件中5件で受注業者が分かれ、特定業者への集中は見られません。ただし内訳を見ると、うち3件は水産総合センター同一施設の別工種です。施設単位で工種を分離発注している構図と見られます。

工種別では、(株)オキシーが機械設備を落札率92.00%、(株)鳳珠電気工事が電気設備を96.90%、(有)今村興業が解体を99.68%で受注しています。設備工種の92.00%は、建築に比べやや低い水準です。建築区分では、(株)西中建設が飯田高等学校を100.00%、(株)岡組が輪島高等学校を99.61%で受注しています。5件平均の落札率は約97.6%で、災害復旧工事に多い90%台後半の水準です。

注目すべきは建築2件です。過去の建築2件中2件が99.6%以上で、予定価格にほぼ張り付く水準です。資材費や労務費の高騰を背景に、建築区分では価格競争が働きにくいと見られます。

想定落札ライン

本案件は「建築」区分に限定されるため、参考となるのは建築の類似2件です。両件とも99.6%以上であり、想定ラインは予定価格の99%台後半、約2億440万〜2億650万円と見られます。設備・解体を含む5件平均97.6%を当てはめると約2億150万円ですが、工種が異なるため、本案件の目安には建築2件が近いと見られます。

注目ポイント

建築一式工事は、構造計算や耐震改修など技術的要素が高いと見られます。開札まで残り約3週間です。自社の建築工事の施工実績と公告の参加資格要件を照合し、入札書類の最終確認を進めてください。

【出典】

  • 公告詳細: 公告書 (石川県)
  • 落札集計: 過去 5 件 (本サイト独自集計、集計日 2026-07-26)
  • 類似案件: cosine 類似度上位 5 件