安城市「三ツ川こども園」改修1.34億円 類似5件すべて落札率100%、価格競争働かず
安城市(愛知県)は2026年5月12日、「三ツ川こども園中規模改修主体工事」を事後審査方式で公告しました。工種は建築一式工事、予定価格は1億3,370万円です。開札は5月22日で、過去の類似工事5件がすべて落札率100%のため、実績を備えた地元業者の受注が有力と見られます。
案件の概要
本件は園舎を対象とした中規模改修で、工種は建築一式工事です。予定価格1億3,370万円は、地方自治体が単独で発注する施設改修としては中位から上位の規模に位置します。発注機関は安城市で、市が保有する公共施設の維持管理予算枠内での発注と見られます。
入札方式は事後審査方式です。落札候補者を価格で先に絞り込み、その後に資格を審査する方式のため、価格提示の巧拙が候補順位を直接左右します。
過去類似5件の落札傾向
本サイトが集計した類似工事5件は、以下の通りです。
- 舗装道修繕工事(小規模5-2) (株)大鹿建設 2,150万円 落札率100.0%
- 安城北部こども園中規模改修ほか主体工事 (株)丸山組 1億4,550万円 落札率100.0%
- さくのこども園中規模改修ほか主体工事 (株)鳥居工務店 1億5,870万円 落札率100.0%
- 高棚こども園中規模改修管工事 (株)三水工業 2,980万円 落札率100.0%
- さくのこども園中規模改修管工事 (株)三神設備 1,163万9千円 落札率100.0%
5件中5件が落札率100.0%で決着しています。落札率100%は予定価格と落札額が一致した状態で、価格による競争がほぼ働いていないことを示します。受注者はいずれも地域の中小建設業者で、各社が1件ずつを分け合う形です。
ただし、5件には管工事や舗装道修繕が含まれ、建築一式は2件にとどまります。工種が分散しているため、落札率100%の連続が建築一式そのものの傾向なのか、地域全体の発注環境を映したものかは、慎重に見る必要があります。
想定ラインと注目点
過去案件が予定価格と同額で決着していることから、今回も1億3,370万円前後での価格提示が標準ラインとなる可能性があります。落札率100%が続く環境では、価格による差はつきにくく、資格審査段階での施工体制が分かれ目になると見られます。
児童施設の改修は安全基準が厳格なため、同種施設での施工実績が事後審査での差別化要因となる可能性があります。過去2件の建築一式は丸山組・鳥居工務店が受注しており、両社の動向が一つの目安になると見られます。
担当者が次にすべきこと:開札まで残り日数は限られます。入札を検討する企業は、直近3年以内の児童施設改修の実績一覧を本日中に整理し、事後審査の提出書類に添付できる状態にしてください。
【出典】
- 公告詳細: 公告書(安城市)
- 落札集計: 過去5件(本サイト独自集計、集計日2026-06-01)
- 類似案件: cosine類似度上位5件