【管A】金沢市・十一屋小空調1.6億、8/27開札 設備専業の主戦場
リード
金沢市は8月27日、「十一屋小学校特別教室等空調設備設置工事」の一般競争入札を開札します。予定価格は約1億6473万円で、工種は管工事に限定されています。過去の類似工事は設備専門業者の単独受注が続いており、今回も設備系が主導する構図と見られます。
案件の特徴
本案件は金沢市が発注する公立学校の空調設備工事です。工種は管工事に限定され、特別教室等への空調設置に特化しています。予定価格約1億6473万円は、単独の設備業者が対応しやすい中堅クラスの規模と見られます。
金沢市の学校空調は特別教室への整備が続いており、同種工事の発注実績が積み上がっています。単独業者で消化できる価格帯のため、JVを組まずに参加できる案件と見られます。
過去類似工事から見える落札傾向
当欄集計の類似5件のうち、4件は小学校・中学校の空調設備工事です。落札者は(株)イヌタカ設備、(株)キタックス、(有)日向冷熱工業、(株)石川ポンプ工業、(株)井上組の5社で、過去5件中4件を設備専門業者が受注しています。設備系が単独で消化してきた実績が定着していると見られます。
受注形態は過去5件とも単独で、JVによる受注は確認できません。特定のゼネコンが継続受注した事例もありません。残る1件は(株)井上組が受注した排水路改修工事で、空調とは工種が異なります。
落札率は判明分で92.0%が2件、98.2%が1件です。92.0%は競争が働きつつ利益を確保できる水準、98.2%は予定価格にほぼ張り付いた水準と見られます。空調系案件は92.0%前後での決着が目安になる可能性があります。
想定落札ライン と 注目ポイント
過去の空調系4件の落札額は、約646万円から約7902万円の範囲に分布しています。予定価格が近い案件でも、キタックスが約7163万円、石川ポンプ工業が約7902万円の水準です。今回の予定価格約1億6473万円は、過去最大の落札額のおおむね2倍に当たる規模と見られます。
過去実績より規模が大きいため、単独で対応できる施工体制と資金力が受注の分かれ目になる可能性があります。空調設備工事は設計図書の精度や現場条件で数量が変動しやすく、積算段階での見極めが必要と見られます。
開札まで残り約3週間です。自社の学校空調工事の施工実績と、公告記載の参加資格要件・経審の等級区分を照合し、参加の可否を判断してください。
【出典】
- 公告詳細: 公告書 (金沢市)
- 落札集計: 過去5件 (本サイト独自集計、集計日2026-08-07)
- 類似案件: cosine類似度上位5件