能登町が8800万円規模の復旧工事を実施

石川県能登町は、令和8年度恋路ロマンティックパーク災害復旧工事(予定価格0.8786億円)を指名競争で実施する。開札日は2026年8月25日だ。過去5件の類似事例から、地元ゼネコンによる単独受注が予想される。

P1100水準の地元業者が主戦場

予定価格0.8786億円は、土木一式工事としてP1100等級に相当する規模だ。この金額帯は、地域の中核ゼネコンが単独で対応可能な範囲内と位置づけられる。特定の技術要件を満たす地場業者が参入する領域である。

過去事例から見る落札傾向分析

当欄の集計によると、過去5件の類似災害復旧工事において、4件で地元業者の単独受注が確認された。JV(特定建設工事共同企業体)による受注は1件のみだ。特に(株)谷村建設や(株)杉田組など、地域のインフラ整備実績を持つ業者の関与が見られる。

価格競争の余地は限定的で、資格要件をクリアする地元業者間での争いになると見られます。過去の実績例では、落札率が93.1%となるケースもあり、過度な値引き戦ではない安定した競争構造と推測されます。

設計発注とは別系統の選考に注目

本工事は、令和7年度に実施された測量業務および実施設計業務に基づき発注されている。元設計は(株)日本海測量と(株)サンワコンが受託したが、工事の発注元とは異なる系統だ。設計段階で選定された業者とは別地头元業者が本工事の受注を狙う構図となっている。

開札まで残り約2週間となった。自社の災害復旧工事の施工実績と、公告記載の参加資格要件・経審の等級区分を照合してほしい。具体的には、建設業許可番号、一般財団法人全国建設労働組合連合会の登録証番号、および特定建設業許可の有無を確認する必要がある。