県水送水管耐震化「能登2-1-35」7月23日開札 予定価格1億7,460万円

リード

石川県は2026年7月23日、能登半島の「県水送水管耐震化事業 送水管埋設工事(能登2-1-35)」を一般競争で開札します。予定価格は1億7,460万円で、県内の水道施設土木としては中堅規模にあたります。過去の同系列工事を受注してきた地元3社が、今回も受注の軸になる可能性があります。

案件の概要

本案件は石川県発注の工事で、送水管の埋設を内容とします。県水送水管耐震化事業の一環であり、能登半島エリアが対象と見られます。予定価格1億7,460万円は、水道施設に絞った土木工事としては単独発注の中堅規模といえます。

案件名には「余裕期間対象工事」が付されています。余裕期間対象工事では実際の工事着手時期に幅を持たせられるため、受注者の工程調整に柔軟性が見込まれます。繁忙期を抱える地元業者にとっては、応札を判断しやすい条件と見られます。

過去類似5件の落札傾向

cosine類似度上位の過去類似5件は、いずれも同じ「能登2-1」系列の送水管埋設工事です。受注者は(株)小倉建設が2件、(株)寺井建設が2件、(株)勝二建設が1件で、計3社が分け合っています。5件を3社で占める構図は、受注層が地元に限られている可能性を示します。

落札率は非開示ですが、落札額と予定価格から独自に算出できます。5件の落札率は約90.5%から約90.8%に収まり、平均は約90.7%です。90%台前半は1割弱の減額競争を示す水準で、5件のばらつきが0.3ポイント内に収まる点は、価格帯の予見性が高いことを示します。

落札額でみると、最小が約7,880万円、最大が約8,190万円です。5件の差は約310万円にとどまり、系列工事ごとの規模差が小さいことを反映していると見られます。

想定落札ラインと注目ポイント

過去5件の平均落札率90.7%を今回の予定価格1億7,460万円に当てはめると、想定落札ラインは約1億5,800万円が目安となります。落札率のレンジ90.5%〜90.8%を用いても、想定は約1億5,800万円前後に収れんします。過去の減額幅が安定しているため、大幅な下振れは想定しにくい水準と見られます。

一方で、5件を分け合ってきた3社の外から新規参入があれば、落札率が動く可能性があります。自社の水道施設土木の積算基準を過去5件の90%台前半と照合し、開札前に参加資格要件と入札書類の記載内容を点検してください。

【出典】

  • 公告詳細: 公告書 (石川県)
  • 落札集計: 過去5件 (本サイト独自集計、集計日 2026-07-18)
  • 類似案件: cosine 類似度上位 5 件