元総合教育センター取壊し、予定価格27.6億で8月31日開札 愛知県内の解体実績が焦点
リード
愛知県は8月31日、「元総合教育センター本館等取壊し工事」を事後審査入札で開札します。予定価格は27億6,000万円で、単独業者が受注する大型解体案件です。過去の類似取壊し工事は県内業者が受注しており、愛知県内の実績が焦点になると見られます。
案件の概要
発注機関は愛知県で、工種は解体工事です。公告日は8月3日、開札日は8月31日です。予定価格27億6,000万円は、解体単独案件としては県内でも希少な大型規模です。解体特有の安全確保と環境対応が、施工管理の主眼になると見られます。
過去類似案件から見える傾向
当欄集計の類似5件のうち、建物の取壊し工事は3件です。落札者は(株)高柳組、(株)七番組、(株)山本工務店で、いずれも愛知県内の業者です。残る2件は総合教育センターの植栽工事((株)山下造園)と古知野高校の校舎改修建築工事((株)昭和土建)です。
取壊し3件の予定価格は約2億9,000万円から3億7,000万円です。本件はこの約9倍の規模で、施工体制の裏付けが問われると見られます。落札者が県内業者に集中していることから、県内の解体実績が選定の分かれ目になる可能性があります。
落札率の水準
落札率は5件中4件で確認でき、92.0%から98.8%の範囲です。確認できた4件の平均は約94.3%で、9割台後半に集中しています。この水準は、解体・改修工事で落札率が高止まりしやすい市場特性を示していると見られます。なお植栽・改修の2件を含めても、範囲は同水準にとどまります。
元設計との関係
本工事の元設計は2025年7月4日、(株)岩崎設計が受託し、設計落札率は95.0%でした。開札日の約14か月前にあたります。ただし当欄集計では、元設計1件に対し後続工事の受注は0件です。設計段階の選定業者が工事を受注する傾向は、現時点では確認できません。工事は別系統の県内解体業者が受注する可能性が高いと見られます。
想定落札ラインと注目点
確認できた落札率92.0%から98.8%を予定価格に当てはめると、想定落札額はおよそ25億4,000万円から27億3,000万円のレンジです。平均94.3%を基準にすると、中心は約26億円と見られます。ただし取壊し系3件の落札率は92.0%から92.9%に集まっており、実勢はレンジ下限寄りとなる可能性があります。
開札まで残り約3週間です。自社の解体施工実績と公告条件への適合性を確認し、参加の可否を判断してください。
【出典】
- 公告詳細: 公告書 (愛知県)
- 落札集計: 過去 5 件 (本サイト独自集計、集計日 2026-08-05)
- 類似案件: cosine 類似度上位 5 件