長野県、(国)403号「東江部その1」測量業務を7月14日開札 総合評価で技術点が勝敗を分ける公算

長野県が7月14日、県単交通安全対策(一種)事業に伴う測量業務(国道403号・東江部その1)を開札します。入札方式は総合評価で、予定価格は非公開です。類似する測量・設計業務では落札率が判明した4件のうち3件が95%を超えており、価格差だけでは決着しにくい構図と見られます。

案件の概要

本案件は「県単交通安全対策(一種)」に伴う測量業務で、対象は国道403号の東江部その1です。案件区分はコンサル業務(設計・調査等)で、発注機関は長野県です。

入札方式は総合評価を採用しています。総合評価では価格に加え技術提案や実績が評価対象となるため、価格のみの競争にはなりにくい傾向があります。測量業務は設計・工事の前提となる工程であり、精度と納期の確保が求められます。

過去類似5件の落札傾向

本サイトの独自集計では、類似のコンサル業務が5件確認できます。落札者は(株)殿村、(株)大建コンサルタント、(株)不二総合コンサルタント、(株)技研測量、(株)日進です。いずれも測量・設計系の事業者で、特定業者への集中は見られません。

落札率が判明したのは5件中4件です。うち3件が95%を超えており、最高は(株)殿村の98.6%、次いで(株)日進の98.2%、(株)技研測量の96.5%です。残る1件は(株)不二総合コンサルタントの94.6%でした。95%超という水準は、予定価格にほぼ届く価格で決着したことを意味し、値引き余地が小さかったと見られます。

落札額は(株)不二総合コンサルタントの400万円から、(株)大建コンサルタントの1898万円まで開きがあります。400万円台は単独の測量業務としては小規模、1500万〜1900万円規模は測量と設計を一体で担う中規模業務の水準です。なお(株)大建コンサルタントの1件は落札率が非公表のため、5件を一律の傾向として断定することは難しい状況です。

想定落札ラインと注目点

予定価格が非公開のため、金額の特定は困難です。落札率が判明した4件のうち3件が95%を超えた点を踏まえると、今回も予定価格に近い水準での着地となる可能性があります。

総合評価では、技術提案書の完成度と過去の実績が評価を左右します。積算価格の引き下げだけでなく、提案内容の質が勝敗を分ける要因になると見られます。過去5件で落札者が分散している点は、実績要件を満たせば参入余地が残ることを示唆しています。

アクション:開札まで残り3日です。自社の測量業務実績と総合評価への対応力を確認し、公告条件に基づいて応札可否を判断してください。

【出典】

  • 公告詳細: 公告書 (長野県)
  • 落札集計: 過去 5 件 (本サイト独自集計、集計日 2026-07-11)
  • 類似案件: cosine 類似度上位 5 件 (同 project_type 限定)