長野県は7月7日、令和8年度「送水施設 支線管路耐震管布設工事に伴う詳細設計業務 東山支線 片丘~塩尻町」を総合評価で開札します。コンサル業務(設計・調査等)で予定価格は非公開です。過去類似5件の落札率は79.7〜94.0%に分布し、上下水道の管路耐震設計に実績を持つ業者が候補と見られます。
案件の概要と入札方式
本案件は長野県発注の送水施設に関する詳細設計業務です。対象は東山支線の片丘~塩尻町で、上水を送る支線管路の耐震管布設に伴う設計です。地盤条件や管路構造を踏まえた検討が求められる業務と見られます。
入札方式は総合評価です。価格だけでなく、業務実績や配置技術者の評価が加点対象になります。予定価格は非公開のため、応札額は各社の積算力と技術点の見合いで決まる構図です。
過去類似5件の落札傾向
過去類似5件の落札率は平均で約84.8%です。コンサル詳細設計として、標準的な水準にあると見られます。内訳は79.7〜94.0%で、幅は約14ポイントに及びます。
注目点は分布の偏りです。過去5件中3件が79.7〜80.7%と80%前後に集中しています。残る2件が88.7%と94.0%で、この2件が平均を押し上げています。80%前後の帯は、価格競争が一定程度働いた結果と見られます。
最低の79.7%は「山科地区外配水管布設替詳細設計業務委託」で、応札額2119万円に対し予定価格2658万円でした。最高の94.0%は「東部処理区管路施設耐震設計業務委託」で、応札1100万円、予定1170万円です。94.0%は5件中最高で、応札が限定的だった可能性があります。
落札者の顔ぶれと業務分野
過去5件の落札者は、(株)テイコク、(株)中部水工設計、(株)大場上下水道設計袋井、(株)東洋設計、(株)大日本ダイヤコンサルタントです。いずれも上下水道の管路耐震設計を手がける業者です。
分野で見ると、過去5件中3件が処理区・下水道管路の耐震設計です。残る2件が取水場配管と配水管布設替で、上水系にあたります。本案件は送水施設の上水系で、この2件と近い性格を持つと見られます。
落札額は700万〜2119万円の範囲です。コンサル詳細設計として、数百万円台から2千万円台は標準的な発注レンジです。本案件も同程度の規模に収まる可能性があります。
想定落札ラインと対応
総合評価のため、落札率は価格競争のみでは決まりません。ただし過去の傾向を踏まえると、80%台後半から90%台前半に収まる可能性があります。80%前後に集中した3件を重く見れば、下振れの余地も残ります。
応札を検討する業者は、まず公告書で総合評価の技術評価項目と過去実績要件を確認してください。上水系の耐震設計実績が加点にどう反映されるかを見極めることが、応札判断の起点になります。
【出典】
- 公告詳細: 公告書 (長野県)
- 落札集計: 過去5件 (本サイト独自集計、集計日2026-07-06)
- 類似案件: cosine類似度上位5件