岐阜県・各務原の初沈機械設備再構築、8月26日開札 予定価格約1.5億円

岐阜県は8月26日、各務原市の水処理施設で初沈機械設備の再構築工事を開札します。予定価格は約1億5,136万円、方式は総合評価です。過去類似5件はすべて地元業者の単独受注で、今回も地元業者が主戦場と見られます。

案件の概要

発注機関は岐阜県、施工地は各務原市の水処理施設です。公告日は7月27日、開札日は8月26日、入札方式は総合評価です。工種は機械器具設置工事で、初沈槽(9・10池)の機械設備更新が主な内容です。

予定価格は約1億5,136万円です。この価格帯は、単独のゼネコンや専門工事業者が対応できる中堅クラスの規模と見られます。1社単独での受注が可能な水準であり、JVを組む必然性は低い規模です。

本工事は社会資本整備総合交付金(防災・安全)を財源とする債務負担行為案件です。財源が交付金で裏付けられており、公共事業としての発注の安定性が見込まれます。水処理設備は機械器具設置工事の中でも専門性が高く、設備メーカー系や地域密着型の業者が競合しやすいと見られます。

過去類似工事から見える落札傾向

当欄集計の類似5件は、いずれも各務原市の水処理施設に関わる耐震対策工事や電気設備工事です。過去5件中5件が地元業者の単独受注で、JVによる受注例はありません。地元単独が定着した工事類型と見られます。

落札者は(株)大雄が4件、(株)りゅうでんが1件でした。とりわけ(株)大雄は、9池・管廊や反応槽など同種施設の耐震対策工事を4件連続で受注しています。反応槽・管廊など同種施設の施工実績が同社に集中していると見られます。

落札率が判明した3件は92.0%〜99.5%に分布しています。内訳は反応槽耐震対策工事が92.0%、9池・管廊耐震対策工事が95.6%、汚泥棟電気設備工事が99.5%です。判明分の平均は約95.7%で、価格競争が限定的で実績が重視される水準と見られます。

想定落札ラインと注目ポイント

過去の落札率92.0%〜99.5%を今回の予定価格に当てはめると、想定落札ラインは約1億3,900万〜1億5,100万円と試算されます。平均の95.7%水準では約1億4,500万円です。落札率90%台後半は、下限価格ではなく積算精度と実績で決まる水準と見られます。

ただし過去5件中5件が地元単独である点を踏まえると、新規参加者が加われば下振れする可能性があります。開札まで残り約2週間半です。自社の水処理設備の施工実績と、公告記載の参加資格要件・経審の等級区分を照合し、参加の可否を判断してください。

【出典】

  • 公告詳細: 公告書 (岐阜県)
  • 落札集計: 過去5件 (本サイト独自集計、集計日2026-08-10)
  • 類似案件: cosine類似度上位5件