【富山市・東部中学校】長寿命化改良(その1)工事の落札動向分析
富山県富山市発注の「東部中学校長寿命化改良(その1)工事」が、2026年7月23日に開札されます。予定価格は5億4,320万円で、県内の学校施設改修としては中堅からやや上位の規模です。入札方式は一般競争で、過去類似5件の落札率は95〜99%台に集中しています。地元中小を含む受注層による高位帯での決着が想定されます。
案件の概要
本案件は富山市発注の「工事」区分で、公告日は2026年7月13日です。公告から開札まで約10日と短く、準備猶予の限られた案件と見られます。
工事名の「長寿命化」は、既存建物の改修・機能維持を指す用語です。学校施設の改修である点から、建築一式工事に区分される可能性があります。工種は公告データ上では明示されていません。
過去類似5件の落札傾向
過去類似5件の受注者は、(株)黒柳建設、(株)大栄建設、(株)朝日土木興業、開成中学校長寿命化改良(統合)の共同企業体、石建工務店です。5件中3件を中小規模の業者(黒柳建設・大栄建設・石建工務店)が受注しています。
落札率が開示されているのは3件で、98.2%・98.4%・95.3%です。残る2件も入札額と予定価格から算出でき、大栄建設が97.9%、開成統合の共同企業体が99.8%となります。5件の落札率は95.3〜99.8%に収まり、中央値は98%前後です。価格競争による減額余地が乏しい高位帯と見られます。
ただし類似5件の工事規模は約248万円から約9.5億円まで幅があります。本案件の予定価格5.43億円と規模帯が一致しない小規模工事も含まれており、落札率の水準はあくまで参考値と見るのが妥当です。
想定落札ラインと注目点
過去実績の中心である落札率98%前後を予定価格5.43億円に当てはめると、約5億3,000万円が想定落札ラインとなります。仮に下限の95%台でも約5億2,000万円で、大幅な下振れは想定しにくい水準です。
一方で、開成統合案件は共同企業体による受注でした。5.43億円規模では、単独受注のほか共同企業体での参加も選択肢となる可能性があります。受注者が複数の業者に分かれている点は、特定業者による固定化が進んでいない状況を示すとも読めます。
開札まで残り2日です。自社の富山県内における学校施設・建築一式工事の実績と、公告の参加資格要件を照合し、単独参加か共同企業体かの判断を含め入札書類の最終確認を進めてください。
【出典】
- 公告詳細: 公告書(富山市)
- 落札集計: 過去5件(本サイト独自集計、集計日2026-07-21)
- 類似案件: cosine類似度上位5件