小矢部市、新庁舎の機械設備を一般競争 予定価格13.26億円、9月1日開札

富山県小矢部市は2026年9月1日、新庁舎整備事業の機械設備工事を一般競争で開札します。予定価格は13億2,610万円で、地方都市の庁舎案件では大型の部類に入ります。過去類似5件では受注者が分散しており、設備系業者を軸に複数社の応札が予想されます。

案件の特徴

本案件は富山県小矢部市の新庁舎整備事業に含まれる機械設備工事です。公告日は2026年6月29日、入札方式は一般競争です。予定価格13億2,610万円は、機械設備の単独発注としては地域の中堅設備業者の単独受注が難しくなる水準と見られ、特定建設工事共同企業体(JV)の結成が進む可能性があります。

機械設備工事は建築本体とは異なる専門性を要します。このため土木業者よりも、空調・給排水・電気系の専門業者が競合する傾向が予想されます。

過去5件から見る落札傾向

過去類似5件のうち、受注者が判明しているのは4件です。(株)ワシデン工業、(株)美濃設備、(株)中央建設、(株)中国産建の4社で、いずれも受注者が異なります。過去4件中4件で受注者が別々であり、特定1社による寡占は現時点では見られません。

落札率が算定できるのは3件です。下水道関連の「大矢田低区送水ポンプ場更新工事」が約88.2%、庁舎系の「市庁舎設備棟新築工事」が約93.7%、「宇部工業高専機械設備工事」が開示値で99.9%です。90%台後半は価格競争による減額余地がほぼない水準であり、案件によって競争度に差が出ていると見られます。

想定落札ラインと注目点

算定可能な3件の落札率は約88.2%から99.9%に分布し、単純平均は約93.9%です。これを予定価格13億2,610万円に当てはめると、想定落札ラインは約12.4億円から13.25億円のレンジとなります。庁舎系で最も条件が近い「市庁舎設備棟新築工事」の93.7%を基準にすると、約12.4億円が一つの目安と見られます。

予定価格が高額であるため、単独応札に加えJV結成が進む可能性があります。庁舎の機械設備は設計図書の仕様に高度な技術が求められるため、施工実績の有無が参加可否と技術評価の判断材料になると見られます。

開札まで残り約42日です。自社の機械設備工事の施工実績と公告の参加資格要件を照合し、JV結成の要否を含めて入札書類の準備状況を確認してください。

【出典】

  • 公告詳細: 公告書 (小矢部市)
  • 落札集計: 過去5件 (本サイト独自集計、集計日 2026-07-21)
  • 類似案件: cosine 類似度上位5件