越百のしずく発電所 用地測量、7月17日開札 類似5件の落札率は65〜94%と分散
リード
長野県は7月17日、越百のしずく発電所取水口設備建設に伴う用地測量業務(七久保)を開札します。案件区分はコンサル業務で、入札方式は受注希望、予定価格は非公開です。過去の類似5件は落札率65.5%〜94.2%と幅広く分散しており、案件性格によって価格競争の度合いが大きく振れると見られます。
案件の概要
本案件は発電所取水口設備の建設に伴う用地測量業務です。長野県が発注する測量コンサル案件で、設計の前段階に位置づけられます。用地測量は境界確定や登記を前提とするため、測量・登記系の事業者が主体となる分野です。
予定価格は非公開のため、規模の特定はできません。ただし類似5件の予定価格は144万円〜1953万円の範囲にあり、用地測量コンサルとしては小〜中規模の水準に収まっています。
因果連鎖として紐づく元設計案件は0件、後続工事案件も0件です。現時点では前後の関連案件が確認できず、単独案件として動く可能性があります。
過去類似5件の落札傾向
類似コンサル業務は5件確認できます。落札者は(株)モテキ、(公社)福井県公共嘱託登記土地家屋調査士協会、(株)協同測量社、(株)東海建設コンサルタント、(株)RBコンサルタントです。いずれも測量・登記系の事業者で、特定業者への集中は見られません。
落札率は5件中2件が90%を超えました。最高は令和7年度管第8号の地籍調査測量で94.2%、次いで砂防メンテナンス用地測量が93.7%です。この2件は予定価格にほぼ張り付いた水準であり、価格競争が働きにくかったと見られます。
一方で残る3件は、八重久保川用地測量が65.5%、足羽山揚水ポンプ所関係業務が80.9%、堂川支川用地測量が76.4%でした。5件の平均は約82%、最大と最小の差は約29ポイントに達します。案件によって価格競争の度合いが大きく分かれる分野と見られます。
同種性の面では、本案件に直接近いのはポンプ所築造用地に関わる1件のみです。残る4件は河川改修・地籍調査・砂防に伴う用地測量で、案件性格は分かれます。同種実績の厚みは限定的と見られます。
想定ラインと注目点
予定価格が非公開のため、具体的な金額の特定は困難です。過去5件が65.5%〜94.2%と分散した点を踏まえると、今回も同種性の低さから落札率が下方に振れる可能性があります。積算次第で大きく差がつく局面になると見られます。
差がつきやすい水準であるため、積算精度と測量計画書類の完成度が勝敗を左右する要因になると見られます。とりわけ発電所・揚水関連の用地測量実績を示せるかが、加点材料になる可能性があります。
アクション:開札まで残り6日です。自社の発電所・揚水関連の用地測量実績と長野県内でのコンサル業務実績を照合し、入札書類の準備を今週中に完了させてください。
【出典】
- 公告詳細: 公告書 (長野県)
- 落札集計: 過去5件 (本サイト独自集計、集計日 2026-07-11)
- 類似案件: cosine 類似度上位5件