長者川 河川災害復旧工事、8月4日開札 予定価格2億4874万円

石川県は2026年8月4日、二級河川・長者川の河川災害復旧工事を指名競争で開札します。予定価格は2億4874万円で、河川災害復旧としては中規模の案件です。過去の同種5件はいずれも同じ4社が受注し、山崎建設が2件で先行しています。

案件の特徴

本案件は6災684号・685号・686号の3件を一括で扱う合併入札です。合併入札は複数災害箇所を1件にまとめる方式で、施工の効率化を狙うと見られます。入札方式は指名競争で、発注機関が指名した業者のみが参加します。新規参入の余地は限られると見られます。

予定価格2億4874万円は、地方公共団体の河川災害復旧工事として中規模の水準です。1件で技術者を1人以上専任配置できる体制が前提になると見られます。本案件は余裕期間対象工事でもあります。余裕期間対象工事は実際の工事着手時期に一定の幅を認める制度で、技術者のやりくりに余裕を持たせやすい点が特徴です。

過去5件の落札傾向

当欄が集計した類似5件の受注者は、山崎建設(2件)、小倉建設、田村工業、丸田組の4社です。山崎建設は二宮川と小牧川で1件ずつ受注しており、同一河川の連続受注ではありません。過去5件中4社が受注し、突出した1社への集中は確認できません。

落札額と予定価格から算出した落札率は、5件すべてで判明しています。内訳は小倉建設が約99.96%、山崎建設(二宮川)が95.00%、田村工業が約91.07%、山崎建設(小牧川)が99.00%、丸田組が約91.02%です。5件の平均落札率は約95.2%で、予定価格からの下振れは平均5%弱にとどまります。

落札率は91.02%から99.96%まで約9ポイントの幅があります。緊急性の高い災害復旧案件では高落札率になりやすく、5件中4件が91%以上でした。一方、案件ごとに1割近い開きがあり、競争の度合いには幅があると見られます。

想定落札ラインと注目点

過去5件の平均落札率約95.2%を予定価格2億4874万円に当てはめると、想定落札ラインは約2億3700万円となります。上振れ側の99%台と下振れ側の91%台では、応札額に約2000万円の差が生じる計算です。指名の顔ぶれ次第で着地点が動く可能性があります。

過去5件中4社が91%以上で決着しており、極端な低入札は確認できません。過去5件中2件を占める山崎建設は、二宮川・小牧川の同種工事で受注実績があります。同種工事の実績が指名や積算精度につながりやすいと見られます。開札まで残り約1週間です。自社の河川災害復旧工事の施工実績と公告の参加資格要件を照合し、指名の有無を早急に確認してください。

【出典】

  • 公告詳細: 公告書(石川県)
  • 落札集計: 過去 5 件(本サイト独自集計、集計日 2026-07-24)
  • 類似案件: cosine 類似度上位 5 件