愛知県・千間堀用水その11工事 予定価格約1億7,640万円 過去類似は落札率96%台に集中

愛知県は2026年7月22日、一宮市の「水質保全対策事業 千間堀用水地区 その11工事」を事後審査方式で開札します。予定価格は約1億7,640万円で、過去類似5件を上回る規模です。愛知県内で用水路整備の実績を持つ土木業者が受注の軸になる可能性があります。

案件の特徴

本案件は愛知県発注で、工種は土木一式工事に分類されます。公告日は7月13日で、開札まで9日間の準備期間が確保されています。9日間は同種工事として標準的な水準です。

入札方式は事後審査で、落札候補者の決定後に資格審査を行います。予定価格約1億7,640万円は、愛知県内の水質保全土木工事で主力レンジに当たる規模と見られます。

過去類似5件の落札傾向

過去類似5件の受注者は、(株)昭和土建、(株)イチテック、(株)中村土木、(株)松本組、(株)五曠建設です。5件が5社に分かれ、特定業者による寡占は見られません。

工種面では、5件中4件が水質保全対策事業の工事で、本案件と一致します。加えて5件中4件が千間堀用水・下流の関連地区で、地区の連続性が確認できます。

落札率は、判明する4件で96.9%から97.0%に収まります。1件(緊急農地防災事業 千間堀下流地区 排水路その11工事、(株)中村土木)は落札率が非公表です。

96%台後半への集中は、約3%の減額にとどまる水準です。判明4件の平均は96.9%で、価格競争は限定的と見られます。

元設計との関係

本工事の元になると推定される設計業務は、2025年9月16日に開札されています。「水質保全対策事業 千間堀用水地区 設計その2業務」を、(株)拓工が設計開札率94.7%で受託しました。

設計業務は本工事より約10ヶ月先行しています。設計受託者とは別の建設業者が本工事を受注する構図が見られます。

想定落札ラインと注目ポイント

判明4件の落札率96.9%〜97.0%を予定価格に当てはめます。想定落札ラインは約1億7,090万円から約1億7,110万円と見られ、中心は約1億7,100万円が目安です。

ただし新光堂川用水地区の1件はエリアが異なり、割り引いて見る必要があります。規模は過去類似を上回るため、同種実績の少ない業者には施工体制の負荷が高まる可能性があります。

自社の水質保全対策事業実績と愛知県内での施工体制を照合し、開札前に入札書と提出書類の記載内容を点検してください。

【出典】

  • 公告詳細: 公告書 (愛知県)
  • 落札集計: 過去5件 (本サイト独自集計、集計日 2026-07-18)
  • 類似案件: cosine 類似度上位5件