令和7年度 国補ダムメンテナンス(強靭化)事業 豊丘ダム耐震診断業務 7月13日開札 類似ダム耐震診断は425万円・落札率87.5%が目安
長野県は2026年7月13日、「令和7年度 国補ダムメンテナンス(強靭化)事業に伴う耐震診断業務 (一)灰野川 豊丘ダム」を開札します。工種はコンサル業務(設計・調査等)で、予定価格は非公開です。過去の類似ダム耐震診断は落札額425万円規模で、設計事務所やコンサルが受注しています。
案件概要
本案件は国庫補助によるダムの耐震診断業務です。ダム本体の構造安全性を評価する業務で、ダム工学や構造解析の専門性が求められます。入札方式は受注希望型で、事前の資格審査を通過した業者が応札します。
予定価格は非公開のため、応札水準は過去類似案件から推測する必要があります。工種としては測量や一般設計よりも、耐震評価の技術実績が重視される傾向にあります。
過去類似5件の落札傾向
過去類似5件のうち、本案件と同じ「ダムメンテナンス(強靭化)事業」に該当するのは2件です。残る3件は防災・安全交付金が2件、震災対策農業水利施設整備事業が1件で、いずれも施設の安全性確保を目的とする案件です。
工種で見ると、本案件と同じダム「耐震診断」は過去5件中1件のみです。この片桐ダム耐震診断業務は藤本建築設計が受注し、落札額425万円、予定価格486万円で落札率は87.5%でした。425万円規模は、単独のコンサル・設計事務所が担う小規模業務の水準と見られます。
予定価格が公表され落札率を算出できるのは過去5件中3件です。片桐ダム耐震診断が87.5%、隈取川の用地測量が89.9%、静岡・大倉川ダム設計委託が98.6%で、3件の平均は約92.0%です。98.6%は予定価格にほぼ張り付く水準で、競争が限定的だった可能性があります。
落札者5者はすべて異なり、特定業者への受注集中は見られません。一方、松川ダム設計業務は落札額4,355万円で、耐震診断の約10倍規模です。同じダム関連でも、診断段階と設計段階では業務規模が大きく異なる点に留意が必要です。
想定落札ラインと注目ポイント
本案件に最も近い比較対象は、同一事業スキームで工種も一致する片桐ダム耐震診断業務(425万円・落札率87.5%)と見られます。落札率を算出できた3件の平均が約92.0%であることから、本案件も落札率90%前後に収まる可能性があります。ただし予定価格が非公開のため、落札額の特定は困難です。
落札率のばらつきは87.5%から98.6%と幅があります。応札者数や指名構成によって、価格競争の働き方が変わる可能性があります。
読者の建設コンサル・測量各社は、自社のダム耐震診断・ダム工学の実績と、長野県での受注実績を照合し、受注希望申請の可否を7月13日の開札前に確認してください。開札まで残り7日です。
【出典】
- 公告詳細: 公告書(長野県)
- 落札集計: 過去5件(本サイト独自集計、集計日2026-07-06)
- 類似案件: cosine類似度上位5件(同project_type限定)