愛知県は2026年8月5日、小坂井跨線橋の上部工事「その4・オンランプ」を一般競争で開札します。予定価格は2億9302万円で、中規模の橋梁土木工事です。同一橋梁の前工程「その3・オフランプ」はショーボンド建設が受注しており、今回も同社が先行すると見られます。

案件の概要

本案件は愛知県発注の土木一式工事で、小坂井跨線橋の上部構造を対象とします。予定価格2億9302万円は、県内の橋梁関連土木工事として中規模の水準に位置づけられます。入札方式は事後審査です。

工期には余裕期間が設けられ、週休2日制と遠隔臨場が付帯条件となっています。この3条件がそろう案件は、施工体制と工程管理の両面で対応力が求められると見られます。

過去類似5件の落札傾向

当欄が集計した類似5件の受注者は、ショーボンド建設が2件、中部土木、佐野塗工店、加藤建設が各1件の計4社です。5件中2件をショーボンド建設が占めており、橋梁補修・改良の同種工事で受注実績を重ねています。

落札率は5件で90.1%から99.0%に分布し、平均は約94.4%です。橋梁補修工事(その4)はショーボンド建設が90.4%、佐野塗工店が90.1%でした。橋梁補修工事(その4・環境整備)の加藤建設は97.8%、道路改良工事(その14)の中部土木は94.9%です。

最も注目されるのは、今回と同じ小坂井跨線橋の前工程「その3・オフランプ」です。この案件はショーボンド建設が落札率99.0%、予定価格ほぼ満額で受注しています。平均落札率94.4%という水準は、5件を通じて極端な低価格入札が見られないことを示しています。

想定落札ラインと注目点

平均落札率約94.4%を予定価格2億9302万円に当てはめると、想定落札ラインは約2億7700万円となります。分布の下限90.1%では約2億6400万円、上限99.0%では約2億9000万円となり、ラインには幅があると見られます。

落札率が90%台に集中している点は、予定価格に近い水準での決着が続き、価格競争が限定的であることを示唆します。同一橋梁の前工程をショーボンド建設が受注している経緯を踏まえると、今回のその4・オンランプでも同社が先行する可能性があります。

開札まで約2週間です。自社の橋梁上部工の施工実績と、公告の参加資格要件を照合し、入札書類の最終確認を進めてください。

【出典】

  • 公告詳細: 公告書(愛知県)
  • 落札集計: 過去5件(本サイト独自集計、集計日2026-07-24)
  • 類似案件: cosine類似度上位5件