豊橋市は6月8日、建設コンサル業務「下条取水場耐震診断調査業務」を公告しました。開札は6月15日で、入札方式は事後審査、予定価格は非公開です。過去類似5件の落札額は約920万〜4,070万円、実落札率は75〜90%で、落札者はコンサルタント系に偏っています。
案件の特徴
本業務は「建設コンサル」に区分され、既設の取水場構造物を対象とした耐震診断調査です。発注は豊橋市の直接発注で、入札方式は事後審査です。予定価格は非公開のため、金額の絶対値は読めません。類似の下水道・浄水場施設の調査業務は落札額923万〜4,067万円で、小規模から中堅クラスのコンサル案件に位置づけられます。
過去類似コンサル業務から見える落札傾向
過去類似5件について、落札額と予定価格を集計しました。落札額を予定価格で割った実落札率(本サイト試算)は、以下のとおりです。
- 下水道管路施設耐震診断調査業務 (株)中日本建設コンサルタント 落札額1,600万円/予定価格1,781万円 89.8%
- 下水道管渠耐震実施設計業務 (株)オリジナル設計 落札額1,579万円/予定価格2,099万円 75.2%
- 下水道管渠耐震実施設計業務 (株)オリンピアコンサルタント 落札額1,311万円/予定価格1,715万円 76.4%
- 上野浄水場構造物耐震診断調査業務委託 (株)中日本建設コンサルタント 落札額923万円/予定価格1,067万円 86.5%
- 上小田井ポンプ所耐震診断調査業務委託 (株)NJS 落札額4,067万円/予定価格5,065万円 80.3%
過去5件すべてで実落札率が判明し、75.2%〜89.8%に分布します。中央値は80.3%で、予定価格の8割前後で決着する案件が中心と見られます。同額入札は確認できず、一定の価格競争が働いていると見られます。落札額の中央値は約1,579万円で、本案件の規模感の目安になります。突出する4,067万円のNJS案件を除けば、1,000万〜1,600万円台が中心レンジです。
想定落札ラインと注目ポイント
落札者は中日本建設コンサルタント、オリジナル設計、オリンピアコンサルタント、NJSなど、コンサルタント系に集中しています。中日本建設コンサルタントは5件中2件を占めます。汎用の設計事務所とは属性が異なる点に留意が必要です。耐震診断という調査業務の性格上、実績を持つ専門業者が優位に立つ傾向が見られます。
実落札率の中央値80.3%を本案件に当てはめると、落札額は予定価格の8割前後に着地する可能性があります。ただし予定価格が非公開のため、絶対額の事前把握は困難です。汎用のコンサルタント業者が新規参入する場合、価格競争が一段と強まる可能性があります。なお本案件に連なる先行設計や後続工事は、現時点で確認されていません。
アクション:開札6月15日まで残り2日です。入札担当者は本日中に自社の耐震診断実績を整理し、予定価格の8割前後を想定した価格シミュレーションを作成してください。
【出典】
- 公告詳細: 公告書 (豊橋市)
- 落札集計: 過去5件 (本サイト独自集計、集計日2026-06-13)
- 類似案件: cosine類似度上位5件 (同project_type限定)